私の周辺のものがどんどん移り変わっていく。
街や、最近家の前の風景さえもあっという間に変わった。
見慣れた建物は取り壊され、空き地になったり新しい建物に生まれ変わったり。
記憶に残っている風景を忘れたくなくて、新しい街並みを眺めながらも覚えたくない気持ちになるときもある。
でも、移り変わっていくものを嘆くばかりではダメなんだってことにも気付いた。
生き物も建造物も、古くなっていくことは避けられない。
ずっと同じまま、なんてことはないのだ。
古くなっていくから故障もするし、メンテナンスが必要。劣化による事故や災害も被りやすい。
最終的には「建て直し」「取り壊し」となる。
わかってる、わかってるんだよ…でも。
「あぁ〜。こうやって時代は変わっていくんだなぁ…」
最近ひしひしと感じるようになっているのです。
こういうのって『喪失感』って言うのかな?
私の思い出が詰まったものたちが目の前から消え去る喪失感が少しずつ増えてきて、その一個一個が積み木のように重なって、タワーになって高くなっていく…。
気持ちがざわざわと揺れている今日この頃なのです。

最近、そんな思いを吐き出した場所があります。
お洋服屋さん。地元のデパートの一画に店舗があるお気に入りのお店。
ファッション店という呼び方では私的にはちょっと違う。
ガーゼ素材の洋服や小物を取り揃えていて、ガーゼの着心地の良さがすっかり体に馴染んでしまった私は定期的に購入しています。
新製品や売り出しのハガキもよく届いていたので、また届いたハガキもそんな案内かと…
しかし、そこに書いてあった文字は、
『閉店のお知らせ』
「うわぁ😨…うそでしょ?ここも無くなるの?」
喪失感MAX。本当にこのことは事件並みにショックでした😭
閉店する前にご挨拶がてら今後私はいったいどうすればいいのか?を尋ねないと!と思い店舗に赴きました。
顔見知りの店員さんは接客中。そのお客さんも私が言いたいことと同じような嘆きをおっしゃっているのが聞こえました。
「そうよねぇ…みんなそうだよねぇ。」
心の中で一緒に嘆きます。
店員さんからお話を聞くと、常設の店舗は無くなるけれど、ポップアップストアとして日本各地のいろんな場所を回るとのこと。
「このデパートにもまた数ヶ月後に帰ってきます」と言われ、とりあえず一安心。
常設の店舗として9年経ったとか。
「ちなみに私が初めて購入したのはいつ?」と尋ねたら8年前だそう!そんなに経った?
その、8年前に買ったシャツ、実はまだ現役です(笑)
さすがに色あせやヨレがあるので外には着てはいけないけど、ちゃんと家着としての役割がいまだにあります。
そうやって考えると、このお店で買った服、一枚も処分していないことに気付きました。
「すごいな」と改めて感心しています。
品質がいいと、ここまで長持ち…
年月が経ったからこそ実感できることでもあるんですね。
「質の良いものを大切に長く使いたい」
そういう思いも少しずつ深くなってきました。
お気に入りの店舗やものが、世につれて変わっていく。
変わり際には大いに戸惑うものです。
「どうしようどうしよう!!」と大騒ぎしたくもなります。
でも、それに代わるものはきっとあるはず。
かえって今までのものより良かったりもするかもしれない。
だって世の中は進化しているから。
もしこれから無くなっていくものが出てきたら、
「今まで使ってきたけど、これからも要る?」
とも考えたいし、
「どこかに似たようなものがあるはず!!」
と探し回ることもいいでしょう。
世の移り変わりに戸惑いながらもなんとか順応していく。
これからは、こういうことも楽しみながら生活に取り入れていくことが賢明かもしれませんね。

今も愛用しているAOのお洋服。
常設店はなくなりますが、これからはポップアップストアで出会えるとのこと。
「いつもそこにある」という安心感は無くなりますが、これからもまだお付き合いできる。
そう思えることに、今は少しほっとしています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました🌿

