ブロッコリーの消費が増えているそうです。
日本国民にとって「ブロッコリーは重要だ!」ということで、国(農林水産省)の指定により2026年に特定野菜から指定野菜に昇格することになりました。
なんと!1974年のじゃがいも以来、約50年ぶりの追加だそうです!!👏👏👏(拍手!)
さて、そんな人気上昇中⤴️のブロッコリー。
今回は話題も旬の、おいしいブロッコリーについて深掘りしてみましょう😊
指定野菜ってなに?
まずは、「指定野菜」とはそもそもどういう野菜のこと?🤔からご説明を。
指定野菜とは、「消費量が多く、国民の生活上の重要な野菜」として国が指定している野菜のことです。
野菜の値段を安定させて、みんながいつでも野菜を食べられるように指定しています。
指定野菜になると、国が需要の見通しを示し、それにそって農家が計画的に生産する仕組みになるため安定的な流通につながると期待されます。
指定野菜は、ただいま14品目です
- レタス
- キャベツ
- はくさい
- ほうれんそう
- ねぎ
- たまねぎ
- トマト
- なす
- きゅうり
- ピーマン
- にんじん
- だいこん
- じゃがいも
- さといも
この14品目にブロッコリーが加わって、2026年からは『指定野菜は15品目』になるのですね。
また、特定野菜は、指定野菜に準ずる野菜で、現在は35品目が選ばれています。
「指定野菜」も「特定野菜」も、一言で言うと「日本人の食生活に欠かせないと認められた野菜」のことです。 指定野菜は国(農林水産省)が指定し、特定野菜は都道府県単位で都道府県知事が選定するという違いがあります。 いずれも「消費者にこれらの野菜を安定供給すること」を目的としています。
指定野菜や特定野菜になると、豊作や天候などの影響で価格が下がってしまったときに、生産者にしっかりと補助金が支払われるようになります。
引用元 All About暮らしhttps://allabout.co.jp/gm/gc/501536/#google_vignette
指定野菜のラインナップを見てみると、確かにお店に並んでいる定番の野菜たちのようです。
お店にいつも並べられている定番野菜は、国の制度によって私たちの食卓に安定して届けられているものでもあるのですね。
感謝の気持ちを込めていただきましょう😌
ブロッコリーが持つ栄養素
ビタミンA(β‐カロテン)とビタミンCが豊富で、キャベツの4倍の含有量があると言われています。
血圧を下げる働きがあるカリウム、貧血を予防する鉄、カルシウムとカルシウムの吸収を助けるビタミンKも多く含みます。
茎には食物繊維も多く含まれているので、捨てずに硬い部分は取り除いてからぜひお料理に使って下さい😉
ブロッコリーは含まれる栄養素の成分が多く、また吸収を助け合う栄養素がバランスよく含まれており、摂取効率が良い野菜です。
「ブロッコリーは栄養(素)がある」
このセリフ、見聞きしませんか?
その通り、ブロッコリーは私たちのカラダにとって、とても力強い💪お野菜なのです😉
注目のスルフォラファン
ブロッコリーに含まれるスルフォラファン(ファイトケミカル<植物に含まれる天然の化学物質の総称>の一種)という成分には、抗酸化作用と解毒作用があり「ガン予防が期待出来る食べ物」とされています。
スルフォラファンは、ブロッコリーの新芽(スプラウト)の状態に多く含まれるとのこと。
効率の良い食べ方は、生でよくかんで食べることです。
スルフォラファンの中で活性化するミロシナーゼという酵素は、高温で壊れるため生の状態か75℃くらいの低温で蒸すことが理想的です。
生活習慣病予防にもブロッコリーとブロッコリースプラウト!
もりもり食べてそのチカラをいただきましょう💪✨
漢方から見るブロッコリー
腎の働きを高め、虚弱体質を改善します。
胃腸を丈夫にする作用があり、胃弱や消化不良を改善し、老化防止にも有効です。
また筋肉や関節、腱を丈夫にしスムーズな動きを助ける働きがあり、肩こり、腰痛、腱鞘炎、関節痛の改善に有効です。
ブロッコリーをオススメしたい体質
体のエネルギーである気が足りない状態。
気力や体力が落ちて、風邪を引きやすい。
気が滞って巡りの悪い状態。
膨満感やつかえた感じがある。
イライラしやすい。
私たちの健康維持のためにもブロッコリーは大活躍してくれますね!🤩
ぜひ積極的に摂り入れていきたいものです。
ブロッコリーを使ったメニューを幅広く
和洋中と幅広くお料理に使えるブロッコリー。
生で茹でたり蒸したりしてそのままお料理に使うのもいいけれど、短時間の手間で冷凍保存も出来るのでとても便利です!
ビタミンCなどの栄養素をなるべく壊さず手間も省きたいのなら、電子レンジの活用(蒸す)がオススメです。
しかし、お好みの硬さや出来映えを比較するのなら、やはり茹でることをオススメします。
超かんたん👌おいしいブロッコリーの茹で方
① 鍋にお湯を沸かし、水量の15%の塩を入れます(1リットルだったら15g)
② ブロッコリーを鍋に入れ(硬めの茎を先に入れた後に小房を入れましょう)2~3分ほど茹でたら(茎の硬さを確かめてお好みに)火を止めてザルにあげて冷ましましょう。
③ ほどよい硬さと塩味のある、おいしいブロッコリーが出来上がります😉
④ブロッコリーが冷めたら保存袋になるべく平に並べて入れ、冷凍庫へ。
⑤冷凍している途中で袋ごともみほぐしておくと、ブロッコリー同士がくっついてしまうことを防げますよ!
⭕冷凍したブロッコリーを・・・
🟢レンジでチン!でサラダにトッピング。
🟢出来上がり間際にパパっ!と入れてスープ。
🟢ウインナーやじゃがいもと合わせてサササッ!と炒めもの。
⭕茹でたてで使いたいなら・・・
🟢歯応えがいいので、マヨネーズをプリっ!とのせてアツアツを。
🟢すりごまたっぷりの酢味噌をかけたり、ツナや塩こんぶなどで和えたり、アイデア次第で「無限ブロッコリー(👈無限に食べられる)」❗❗
どちらかと言えば主役と言うよりわき役感があるブロッコリーですが、使い勝手も良くて優秀なお野菜なんですよね。
ブロッコリーメニューを楽しくたくさん想像して作ってみてくださいね😋
ブロッコリーのまとめ
日本国民の消費量が増え、2026年には「指定野菜」に昇格するブロッコリー。
栄養価が高く、健康保持の面からもとても優秀なお野菜だということがわかりました。
品種によって産地が日本各地に広がり、ブロッコリーは一年中安定して手に入れられるようです。
その点でも、購入のしやすさやお料理メニューの多様性もあり、人気が上昇しているのでしょう。
彩りでアクセントにする使い方が多いかもしれませんが、メイン料理としてブロッコリーも時には主役にしてあげてくださいね!
私たちの力強い味方のブロッコリーをおいしくたくさん食べて、元気もりもり過ごしましょう✨💪
ブロッコリーを長持ちさせる魔法の袋?
新鮮なブロッコリーを買ってきても、その日のうちに食べられない、もしくは茹でたりも出来ないこともありますよね?
そんなときはどうしていますか?
とりあえず買ってきたまんまで冷蔵庫の野菜室に入れる・・・数日経っちゃった・・・なんかしなびてきた・・・😢
こんな経験、きっとありますよね?
私ももちろんあります。
そこで!私が長く愛用している、お野菜を新鮮に長持ちさせてくれる冷蔵保存袋をご紹介しますね😉
この「やさいエコバッグ」
“くりかえしつかえる”と銘打ってあるように、袋が破れるまで私は使っています(効果は持続するそうです)。
といいますか、“破れる”より“汚れた”の判断で交換しますね、ほぼ。
このエコバッグに入れておけば安心♪してお野菜を長めに保存しておくことが出来て、傷ませることもなく、結果ゴミになってしまうこともありません。
生野菜専用の袋ですので、新鮮野菜をあれこれ買いたいけど保存が・・・と思う方は、このような保存袋もぜひ活用してみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました😊🍀
【参考書籍】📚
- からだにおいしい 野菜の便利帳(高橋書店)
- 薬膳と漢方の食材小事典(日本文芸社)
- 薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖(西東社)
こちらもよろしかったらご覧ください😉
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