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栄養素ってなに?①『5大栄養素』に分類される食べ物の種類や役割

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栄養素ってなに?①

このブログへお越しいただき、ありがとうございます。

こちらでは、食べ物の『栄養素』を主なテーマとして連載していきます。

少しでもみなさまの食生活のお役に立てましたら幸いです。

はじめまして。ボクの名前は「にゃん太」です。これからボクもみなさんと一緒にお勉強していきます。

にゃん太くん
目次

『栄養素』と『栄養』の違いってなに?

『栄養素』『栄養』

それぞれの意味が答えられますか?

普段きっとこう言いますよね?

「この食べ物は栄養があって体に良いんだよね」

この一文をもっと詳しく正しく言い直してみると

「この食べ物に含まれる栄養素の〇〇を体に摂り入れると、〇〇が体に良い働きをしてくれて、心身共に元気で健康な毎日が送れる基盤を作ってくれるんだよね」

ということになります。

まりあん

健康とは肉体的・精神的・社会的に良好な状態のことです

『栄養素』

生命を維持するために体外から摂り入れる食べ物に含まれる物質のこと

『栄養』

生命を維持するために必要な食べ物を体外から摂り入れ、成長や活動に役立たせること

私たちが普段「栄養がある」と発してしまうのは、実は「栄養素がある」と発するのが正解

では、誰もが一度は見たことがあるでしょう、この図を見てみましょう。

人が生きていく上で必要な栄養素は約40種類あるとされ、大きく分けるとこの5種類に分類されます。

この5種類のことを『5大栄養素』と言います。

〇炭水化物(糖質・食物繊維)

〇脂質

〇たんぱく質

炭水化物を「糖質」とし、「食物繊維」を加えて『6大栄養素』と呼ぶこともあります

この3つで『3大栄養素』と言います。

そして

〇ビタミン

〇ミネラル(無機質)

を加えて『5大栄養素』と言います。

どの栄養素が一番大切なのでしょう?

たまご王子

それはボク、卵のたんぱく質でしょう

バナナ兄貴

オレ、バナナの糖質のほうが大切さ!

その答えは、全部😄

お互いの栄養素の相互作用もあり、どんな食べ物もおいしくまんべんなく食べることは体のためであることはもちろんのこと、心が元気で穏やかでいられることにもとても大切なことです。

しかし、おいしいからと言って同じ食べ物ばかりを食べ続けていると栄養価の摂りすぎになり、生活習慣病などの病気を引き起こす要因となってしまうことがあります。

大好きな食べ物がアレルギー疾患をもたらしてしまうこともあるのです😲

普段からバランス、適量を心掛けて食生活を楽しみましょう。

それでは、5大栄養素のそれぞれの働きやどのような食べ物に含まれているのかを見ていきます。

5大栄養素の種類と役割、および含まれる食品

〇炭水化物(糖質と食物繊維をあわせたもの)

エネルギー源になる:たんぱく質や脂質に比べ消化吸収が早く、即効性のあるエネルギー源

穀類、いも類、砂糖など

〇脂質

エネルギー源になる:必要なエネルギーの供給源。細胞膜などの構成成分や血液成分となる

オリーブオイル、ごま油、サラダ油、バター、肉類

脂質を構成する主要成分の脂肪酸は各種あるため、脂肪酸の種類を把握し摂取することが大切

〇たんぱく質

体を作る:筋肉、内臓、骨格、血液、毛髪、皮膚、爪、ホルモンなどを構成

肉類、魚類、卵、牛乳・乳製品、豆類や大豆の加工品

〇ビタミン

体の調子を整える:微量な摂取量で生理機能の調整をする。体内合成が難しく、食べ物から直接摂取の必要あり

肉類、レバー、納豆、魚類、卵、緑黄色野菜、果物、ナッツ、きのこ類等広範囲

〇ミネラル(無機質)

体の調子を整える:無機質(人の体を構成する元素から酸素・炭素・窒素を除いたものの総称)であり、体の構成成分になる

野菜、海藻、ナッツ、乳・乳製品、レバーなど

まりあん

一つの食べ物にはいくつもの栄養素が含まれていますよ

日本人の食品摂取基準

日本人の食事摂取基準は、健康増進法に基づき、国民の健康の保持、増進を図る上で摂取することが望ましいエネルギーおよび栄養素の量の基準を示すものであり、厚生労働大臣が5年ごとに定め、厚生労働省より公表されています。

「日本人の食事摂取基準(「2020年版」)は、令2(2020年)年度から令和6(2024年)年度の5年間が使用期間です。

日常で見かける「完全食品」商品とは?

食品の中には『完全食品』として卵、納豆、玄米、ヨーグルト、牛乳、バナナ、さつまいもなどが挙げられています。

また、ちまたには「完全食」をうたう食品(パンや飲み物、カップ麺など)も増えてきました。

忙しい日常にこういった商品を利用することも一つの方法だと思います。

実際、私も外出先で手軽に食べられるものとして利用することも時折ありますし、おいしくいただきます。

完全食とは完全栄養食とも言い、人が健康を維持するために必要な栄養素を全て含んだ加工食品のこと。1食あたり1日に必要な栄養素の3分の1以上を摂取出来るように開発されています

「食べる」という行動の意味とは?

「食べる」という行動には生命を維持するという他に、食べたいという楽しみ、作るという楽しみ、味わうという楽しみ、そして団らんという楽しみも伴います。

そこには脳を使う噛むことの大切さ、人とふれあうことでの心(精神)の安定という生きていく上で大切な要素もたくさん含んでいます。

食べ物には旬があります。またその旬の食べ物が出回る季節を待ちわびる楽しさもあります。

旬の食べ物は栄養価が高くおいしさも格別です。そして私たちの体をしっかりと守ってくれる栄養素がたくさん詰まっています。

やはり、手軽に摂れる加工食品は切り札程度にとどめて、いろんな食材、出来ればその季節に旬を迎える食べ物を大切に、楽しくおいしく味わっていきたいものですね。

今回は私たちが毎日口にしている食べ物を『5大栄養素』の視点から見てみました。

次回からは『5大栄養素』を一分類ずつ順番にお届け🐔

次回からは、この『5大栄養素』を一つずつ順番に、私たちの体にどのように作用して守ってくれているのかを知り、健康な日常を過ごしていくための役立つ情報としてお伝えしていきたいと思っています。

次回からボクも登場しますのでお楽しみに~!

にゃん太くん

最後までお読みいただきありがとうございました😊🍀


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