うだるような暑さが続く夏・・・🥵
カンタンに作れて、冷たくて体をひやしてくれるものが食べたくなりますよねぇ・・・
真夏のデザートも魅力的で、ついつい誘惑に負けてしまいます😅
しかし。
毎日の食事に手抜きが増え、糖質の摂取が増えてしまう日々が続くようになってしまうと、
待っているのは
夏バテ🥴
「毎日だるい、、、やる気が出ない🥴」
食欲調整が難しい暑い季節、ここは夏野菜の出番です✋✨
旬を迎える野菜や果物は、自身が持つパワーで、その季節を暮らす私たちの体を健やかにする手助けをしてくれます。
そのありがたみを存分に受け取って、暑い夏を乗り越えて行きましょう!
今回は、夏野菜のなかでもネバネバパワーが力強い!オクラについて深掘りしてみましょう。
オクラに含まれる栄養素
オクラのねばりの成分は、主として水溶性食物繊維のペクチンと糖たんぱく質のムチン。
ペクチンは、便秘と下痢の改善に有効です。
コレステロールの吸収を妨げる働きにより、高脂血症を予防し、血圧を下げる効果があります。
ムチンは、たんぱく質の吸収を助ける働きがあり、胃粘膜を守り、整腸の働きもあります。
β-カロテン、ビタミンB1、B2,Cの各種ビタミンやカリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルも多く含まれています。
ビタミンB1は「疲労回復ビタミン」
ビタミンB1は、糖質がエネルギーに変わるときの補酵素として働きます。
暑い時期は、ついついアイスやジュース、また冷たい麺類など糖質が多い食べ物を摂りがちになりますが、ビタミンB1不足になると疲労感が出てきます🥴
夏バテ防止にもビタミンB1が多く含まれる食材をぜひ摂り入れましょう!
漢方から見たオクラ
漢方における分類として、体に入ったときの働き方が「涼性」であるオクラは、余分な熱を冷まし、体にうるおいをもたらします。
胃腸に働いて消化不良や便秘の改善にもよく、特に夏場の暑さで体内の水分が失われやすい時期にオクラを摂取することで、体内の水分補給が期待できます。
「陰虚」「気滞」の体質改善に役立ちます。
体にうるおいをもたらす陰が不足。
のどや口が渇く、のぼせ、ほてりなど乾燥体質に。
気が滞って巡りの悪い状態。
膨満感やつかえた感じがある。
イライラしやすい。
また、疲れた体の滋養強壮にも役立ちます😃
オクラ料理で夏バテ防止
同じネバネバ成分がある食材を組み合わせると、胃の粘膜を保護する働きがアップします😃
便通を促す働きも、相乗効果でより高まります。
これらの食材をオクラと一緒に摂り入れて、ネバネバ効果をパワーアップしてみましょう🙂
我が家の『カンタン!オクラ料理』
暑さにパンチ👊!豚肉といろどり夏野菜のパワフル炒め
・オクラ 大きさにより3本~5本
・パプリカ(赤・黄) 1個ずつ
・豚肉 200g
・にんにく ひとかけら
・塩こんぶ ひとつかみ程
・塩こうじ 豚肉下味付け用(お好みで)
・塩コショウ 適量
・油 適量
*豚肉に塩こうじをまぶしておくことによって、お肉にやわらかさも加わりまろやかな下味も付きますので、下準備としてお好みで1~2時間ほど行ってみてください*
①オクラは洗って、産毛を取るために塩をまぶして板ずりをしておきましょう。
②フライパンを火にかけ、油を注ぎ、弱火で薄切りにしたにんにくを炒めます。
③にんにくの香りが立ってきたら一口大に切った豚肉を入れ、赤みがなくなる程度まで炒めます。
④オクラを入れ、火が通ってきたらパプリカを入れて軽く混ぜ合わせ、塩コショウで味付けをします。
⑤塩こんぶを入れて全体的に混ぜ合わせて出来上がりです😉
豚肉をにんにくで炒めることで、豚肉に含まれるビタミンB1の吸収を高めます。
ビタミンCやβ-カロテンが豊富な夏野菜のパプリカも合わせて、よりパワーアップな一品に!
赤色・黄色・緑色・黒色など、見た目もカラフルにすることで栄養価も上がります😉
食材同士の相乗効果で夏バテしない体づくりを目指しましょう💪
超シンプルでおいしい!!塩コショウだけで焼きスターオクラ
スターオクラ(「ダビデの星」とも呼ばれます)を知っていますか?
こんなオクラです🙂
普段よく目にするオクラと違って、ふっくらと丸くおおきめで、切り口が星形をしている愛らしいオクラです😊
ゆでることが多いオクラですが、スターオクラを超カンタンに、焼いて塩コショウで味付けしてみましょう!
①産毛を取るために塩をまぶして板ずりをしておきましょう。
②フライパンを火にかけ、油を注ぎ、スターオクラを面を返しながらじっくり焼いていきます。
③やわらかさを感じるようになったら、塩コショウをして仕上げます。
ちょっと地味に見えますが(笑)、ホクホクもっちりした食感で実においしいのです!😋
シンプルに塩コショウのみが、かえって食欲をそそるウマさ💚✨
とてもカンタンにできあがりますので、スターオクラを見つけたらぜひ作ってみてくださいね☆彡
オクラを合わせた鶏肉じゃがもオススメですよ🎵🙂
食材は、鶏肉、じゃがいも、たまねぎ、こんにゃく、オクラ。
鶏肉じゃがが出来上がる手前頃にオクラを鍋に入れると、煮すぎず、オクラのいろどりも良く仕上がります。
いずれの食材も胃腸の働きを高めて気を補う作用があり、食欲を増進します😋
オクラについてのまとめ
今回は夏野菜の代表格、オクラについてお伝えしました😊
オクラのネバネバ成分には、胃腸を整えてくれる作用があり、夏に弱りがちな胃粘膜を保護し、便通を促す働きがあります。
各種ビタミンやミネラル類も豊富で、同じ成分を持つ他の食材と合わせた料理をいただくことにより、オクラパワーはいっそう大きくなります。
オクラは軽く茹でて(電子レンジでもOK)サラダ、炒め物、煮物、スープなど応用も幅広い食材です。
暑い季節、そうめんやざるそばのつゆの薬味にしたりぶっかけのトッピングにしたりして、麺類を食べる時には、家庭でも夏野菜を意識してたくさん摂れるように工夫してみましょう。
厳しい夏の暑さに負けない体づくりで、免疫力アップ!も意識して、夏バテから秋バテへと移行しないように夏を乗り切っていきましょう!😉
最後までお読みいただきありがとうございました😊🍀
【参考書籍】📚
- からだにおいしい 野菜の便利帳(高橋書店)
- 薬膳と漢方の食材小事典(日本文芸社)
- 薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖(西東社)
こちらもよろしかったらご覧ください😉
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