豆苗(とうみょう)という野菜は発芽野菜の仲間です。
かいわれ大根のようなもやしのような・・・?🧐
これらを発芽野菜(スプラウト)と呼び、発芽直後の植物の新芽のことです。
豆苗はえんどう豆の新芽とつる先5〜10cmの若芽のこと。
根付きのものであれば再収穫が可能なのでとってもオトクなんですよ!
しかも栄養価が高く、たくさん食べたいお野菜なのです。
ここでは、カラダにもお財布にも優しい「豆苗」について深掘りしていきたいと思います。
発芽野菜(スプラウト)の種類と特徴
「スプラウトは天然のサプリメント」といわれています。
豆苗の他に、発芽野菜(スプラウト)の仲間にはこんな野菜があります。
かいわれ大根、ブロッコリー、レッドキャベツ、マスタード、そばや青じそなどさまざまな種類があり、スプラウトは言うなれば植物の赤ちゃん。
大きく成長するために必要な栄養やパワーを最も豊富に含んでいて、種子や親野菜より栄養や酵素をたっぷり含んだとても栄養価の高いものがスプラウトなのです。
豆苗が持つ栄養素
豆苗はえんどう豆の新芽と若芽のこと。
ほうれん草並みのビタミンA(β-カロテン)、ビタミンC、E、K、葉酸など、活性酸素の働きを抑える作用を持つ抗酸化ビタミンの含有量が群を抜いて高いことが特徴です。
プチ情報✎
えんどう豆の成長の過程
えんどう豆の
新芽は豆苗
さやを若取りしたものがさやえんどう
さやと豆の両方でスナップえんどう
豆のみを(実)えんどう豆
と言います。
さやえんどうとえんどう豆の未成熟でやわらかい豆がグリーンピースです。
ちなみに豆大福に練り込まれている豆もほぼ、えんどう豆。
使われる豆は塩ゆでした赤えんどう豆がほとんどのようです。😋
漢方から見る豆苗
漢方の観点からは、肝の働きを高めて代謝を良くする作用があります。
「清熱解毒」の作用があり、体をクールダウンさせる効果も。
高血圧、脂質異常症を予防し、消化不良や下痢の改善にも効果的です。
また、疲れ目や結膜充血などの目の症状の改善にも効果的で、美肌の作用にも期待できます。
豆苗を再生栽培してみましょう
豆苗は葉と茎を食べ終わったあと根を水に浸して、室内で近くに窓がある明るい場所での育成がオススメです。
直射日光は避けて下さいね。
夏は1日2回以上、そのほかの季節も1日に1回は水を替えましょう。
豆まで水に浸った状態は豆が腐る原因になるので、根だけが浸る水位を目安に、水は完全に入れ替えて容器に注いでください。
新しい芽が伸びて7日から10日で再収穫できます。
10日目になると収穫どきになりますね。
手軽なキッチン菜園として楽しめますし、子どもの食育にも良いと思います!👌
収穫は2回ほど出来るかもしれませんが、豆にカビが生えることもありますので、1回までにとどめたほうがいいかもしれません。
収穫した豆苗で一品
収穫した豆苗を活用して、サラダや炒め物、スープなど様々な料理に利用できますよ!
豆苗と豚肉とまいたけ炒め
今回の収穫では、豆苗と豚肉のこま切れとまいたけを炒めて、シンプルに塩こしょうでのみ味付け。
超カンタンにお昼ご飯のインスタントラーメンのトッピングにしましたw
栄養価の高い食材を合わせたお料理で、インスタントものでも立派な一品になります😉
豆苗を食べる時の注意点
豆の部分はレクチンという毒を含んでいますので食べられません!!❌⚠️
根元からカットして、加熱調理してから食べるようにしましょう。
豆苗を種から育ててみたいなら
豆苗だけではなく、いろんなスプラウトを種から育ててみたい!😄とも思いますよね?
カンタン家庭菜園として楽しんでみませんか?
たくさんのスプラウトの種から選べるこちらがオススメです✨
豆苗のまとめ
豆苗は再生栽培できることから経済的であり、栄養価も高くおいしい野菜です。
定期的に摂取することで健康にも良い影響をもたらしてくれそうですね!
ぜひ、今度スーパーで見かけた際には、豆苗を購入してみてはいかがでしょうか。
再生栽培できる豆苗の魅力は、その成長の過程を見守ることができることにもあります。
葉っぱが出てくると愛着も沸いてきます(笑)
「育ってくれてありがとう💚」
そんな気持ちでありがたくいただくことができます。
育成中は日当たり🌞や水の交換に注意しながら、毎日の成長を見守りつつ育てていって下さいね!
おいしい豆苗を普段使いとしてお料理やお弁当のおかずにたくさん使って下さい😉
最後までお読みいただきありがとうございました😊🍀
【参考書籍】📚
- からだにおいしい 野菜の便利帳(高橋書店)
- 薬膳と漢方の食材小事典(日本文芸社)
- 薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖(西東社)
こちらもよろしかったらご覧ください😉
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