【もも(桃)】みずみずしくとろけるももで、あま~くて芳醇な夏を!

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暑い季節を迎えると、ひんやりとお口に爽やかなフルーツが食べたくなりますよねぇ🎐

夏に旬を迎えるフルーツは、ざっくりとこんなラインナップ!

中でも夏の定番フルーツといえばやはり【すいか】が一番かな思うのですが、最近では核家族化が進んだこともあり、大玉のすいかよりも、小玉すいかが人気があるようです。

そして、桃(もも)!

ももですよ、もも🍑

そもそも〖もも〗っていう響きがかわいらしいじゃないですか🥰

その姿かたちもかわいいし、食べ頃の芳醇な香り・・・あま~くて食欲をぐんと引き起こしてくれます😋

生のももだけではなく、フレッシュなももを使ったスイーツもたくさんショーケースに並んでいることもあり、どれを食べてみようかと迷う季節でもありますよね。

「おいしいももを食べたいっ!🥰」

という高鳴る思いと共に、今回はももについて深掘りしていきます。

目次

ももの歴史

原産地は中国からペルシア(現在のイラン)、アフガニスタンなどに渡る地域。

全国の遺跡から種が発見されていることから、縄文時代から食べられていたと考えられ、相当古い時代に中国から渡来してきたと見られています。

中国やヨーロッパから品種が導入され、日本で本格的に栽培されるようになったのは明治時代になってからとのこと。

庶民にも広まったフルーツとして親しまれてきました😀

現在日本では、山梨県、福島県、長野県、山形県、和歌山県(生産量上位県)などが有名な産地として知られています。

日本人には子供の頃からおなじみ

この絵を見たら、ほとんどの人が想像するものって

きっとこれ、ですよね🤭

〖もも〗と言えば、日本人には幼少期からおなじみの、このおとぎ話でしょう。

「桃から生まれた桃太郎」

ですね😀

でも

桃太郎のお話の中では、〖もも〗よりもなによりも、〖きびだんご〗に憧れませんでしたか?(笑)

(急に和菓子の話になるクセ・・・お許しを🫣)

桃太郎が鬼を退治するというヒーロー的なことにココロ奪われるよりも、あの〖きびだんご〗が食べてみたかった私・・・

私が持っていた「ももたろう」の絵本に描かれていたきびだんごがすごくおいしそうで、子供ゴコロにめちゃくちゃ憧れていました(笑)

いまだにその気持ちが忘れられないのか、岡山県でのお土産はきびだんご!

はずせませんね(笑)

わたしはきびだんご。ももじゃないです。

ももが持つ栄養素

リンゴ酸、クエン酸、果糖が含まれ、食欲不振や夏バテ改善に役立ちます

水溶性食物繊維のペクチンが多く含まれているので、便通を良くし、またコレステロール値を下げる効果も期待できます。

美肌効果や抗酸化作用があるビタミンCも豊富なので、夏の紫外線対策にもピッタリ

また、生のももは一個当りの可食部約200gで76kcal👌

*(日本食品標準成分表(八訂)増補2023年より)*

ダイエットにも適した食材です。

暑い夏を乗り越えていくために、ももからいただけるたくさんの栄養素と効果をぜひ活用したいですね!

ももは暑い夏にピッタリ👌

漢方から見たもも

血(けつ)を巡らせる代表的な果物。

体にうるおいを与えてくれます。

夏の食材としては珍しく温性なので、冷え性の人や胃腸が弱い人にも安心なオススメ食材です。

種や葉の効能

「桃仁(とうにん)」というももの種瘀血(おけつ)の生薬として使われます。

生理痛、生理不順、便秘に対する薬効があるとされ、漢方においては血行を改善する薬として婦人病などに用いられているとのことです。

瘀血(おけつ)

血が滞って巡りの悪い状態

老廃物がたまり、月経の不調や月経痛、更年期症候群を招きやすい

皮膚トラブル肩こり・関節痛・頭痛を招きやすい

ももの葉は、あせもなどの皮膚病の薬になります😌

おいしいももの選び方・食べ方

ももを食べるなら、一番おいしい状態で食べたいですよね!😋🩷

その見極め方を知りましょう🎵

🍑見た目

🟠実に傷がなく、うぶ毛が均等にまんべんなくあるものを選びましょう。

🟠左右均等にふっくらと膨らんでいるものが良いでしょう。

🟠ヘタのくぼみ周辺がクリーム色になっていると食べ頃のサインです。

(追熟)

全体的に硬い、くぼみが青い場合はまだ未熟ですので、常温保存で追熟しましょう。

一個ずつ新聞紙等で包み、風通しの良い冷暗所で保管してください。

追熟が止まってしまうので、冷蔵保存はしないように注意してくださいね!

🍑やわらかさ

🟠軽く触ってみて、やわらかさを感じたら食べ頃です。

🟠お尻の部分がわかりやすいので確かめてみましょう。

 強く押すと傷んでしまいますので、やさしく扱ってあげてくださいね🥰

🍑香り

🟠鼻を近づけての甘い香りはまだ十分熟していないかもしれません。

🟠箱からも甘い芳醇な香りが立ち上ってくる頃が食べ頃のサインです。

🍑おいしく食べるコツ

🟠ももは冷やし過ぎることで、せっかくの味が落ちてしまいます🥶

🟠食べる前2~3時間程度冷やしてから、おいしいももを食べてくださいね😋🍑

もものまとめ

ももは見た目の愛らしさやその香りの芳醇さ、とろける口当たりから、多くの人に愛される夏を代表するフルーツです。

そして、暑い夏を乗り越えるための栄養素や効能を持ち、種や葉までもが私たちの体を守る役割を担っている、やさしい雰囲気だけではないチカラ強く頼もしいフルーツでもあるのです💪🍑✨

栽培地域による品種の違い、また旬の時期でも移り変わっていくももの種類に、並んでいる姿をながめるだけでもワクワクします🥰

ベストな食べ頃を見計らって、ももの魅力を感じながらおいしく健康的に、この夏はももをたくさん食べてフレッシュな気分で暑さを乗り越えていきましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました😊🍀

【参考書籍】📚

  • からだにおいしい 野菜の便利帳(高橋書店)
  • 薬膳と漢方の食材小事典(日本文芸社)
  • 薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖(西東社)

こちらもよろしかったらご覧ください😉

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