さつまいもってホント好き💛
「さつまいも大好きー!!🥰」
そんな人って、きっといっぱいいると思います。
寒い季節にあったか~い焼き芋やふかし芋のイメージがやっぱり一番かな😋、とも思うけど、暑い季節だって今は冷やし焼き芋もありますからね。
もはや、さつまいもは一年間通して私たちの身近にある食べ物と言ってもいいでしょう。
お料理にも、煮たり揚げたり炊きこんだりと応用力バツグンだし、おやつとしての種類も和菓子、洋菓子と盛りだくさん!
私は飲みませんが、芋焼酎も忘れたらダメですかね?(笑)
あまくてほっこりしてて、食べると幸せな気分になれちゃうさつまいも。
ここでは、そんなさつまいものあま〜いだけじゃない、秘めたる実力・魅力について深掘りしてみましょう。
さつまいもの歴史
さつまいもの原産地は中央アメリカとし、紀元前から栽培されていたとみられています。
コロンブスがヨーロッパへ伝え、日本へは17世紀初めに中国から琉球(今の沖縄県)へ、やがて薩摩(今の鹿児島県)へ伝わり、九州南部で栽培されたのが「薩摩の芋」として全国へ広がり定着しました。
さつまいもは人々を救う?
やせた土地でも育つさつまいもは、西日本の大飢饉の折に、凶作の年でも収穫が見込める「救荒作物」として江戸時代に栽培が推し進められました。
やがて東日本各地でも栽培が推し進められたことにより、深刻な食糧難の際には、多くの人々を救う作物としてさつまいもは重要視されるようになったとのことです。
戦中戦後を過ごした世代の人たちの中では
「さつまいもばかり食べていたから、もう食べたくない🥺」
という言葉を聞くこともありますよね。
それでも、さつまいもが命をつないでくれた作物であるのなら、さつまいもさんには本当に感謝したいものです。
さつまいもが持つ栄養素
食物繊維を多く含み、「ヤラピン」という成分が胃の粘膜を保護したり、便秘解消に役立ちます。
ヤラピンとは、さつまいもを切った時に出てくるミルク状の白い液体。
さつまいもの表面に黒くこびりついたものをたまに見かけることがあるでしょう。
それはヤラピンが変色したものであって、なにかしら怪しい物質ではないから大丈夫ですよ!🙂
ビタミンCが豊富で美肌や風邪予防にも効果があります。
ミネラルも多く含まれていて、豊富なカリウムがナトリウムの代謝を良くする働きがあるため、血圧や血糖値、コレステロール値の上昇を抑える効果が期待できます。
骨や歯を形成するカルシウムも白米の7倍も含まれているそうです!😀
漢方から見るさつまいも
体を冷やしたり、温めたりする作用がない性質なので、多くの体質の人に合う食材です。
気を補い、胃腸を元気にして、生命力を養うとされます。
虚弱体質やむくみの改善、疲労回復に効果があるとともに、ストレスによる食欲不振の改善にも有効です。
さつまいもの効果的な食べ方
さつまいもに含まれるでんぷんがビタミンCを保護するため、調理による損失が少ないのが特徴。
いろんな調理法で食べられるさつまいもですが、ビタミンC補給はバッチリ!できる食材ですね😉
干し芋にすると食物繊維量がアップしますが、糖分も増えるため食べすぎにはご注意を。
また、さつまいもの紫の皮には強力な抗酸化作用があるポリフェノールの一種、アントシアニン(目の健康に役立つと言われますね)が含まれています。
生活習慣病の予防のためにも、さつまいもは皮ごと食べることがオススメです!😀
さつまいものまとめ
さつまいもはあまくておいしいだけでなく、豊富な栄養素や健康効果を持つ優れた食材です。
その歴史や漢方からの視点、効果的な食べ方などを紹介しましたが、いかがでしたか?😊
長い歴史を持つさつまいもですが、人間をはじめ多くの動物たちにとって、時代によっては命をつなぐ重要な役割も果たしてくれた作物でもあったわけです。
あまくておいしいスイーツのイメージが強い昨今ではありますが、私たちの健康や美容にもおおいに活躍、貢献してくれるさつまいも💪✨
品種は世界には4000種あるといわれているそうですが、日本で栽培されるのは40品種程度だそう。
さつまいもの食べ比べができるお店もあるくらいです。
ほくほく系やねっとり系、いろんな種類の食べ比べもとってもおいしそうでワクワクしますね!😋
お口においしいだけではなく、体にもおいしいさつまいもを食べすぎることなく(ついつい食べすぎると太っちゃうかも🫣)、バランスよく食生活に取り入れていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました😊🍀
【参考書籍】📚
- からだにおいしい 野菜の便利帳(高橋書店)
- 薬膳と漢方の食材小事典(日本文芸社)
- 薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖(西東社)
こちらもよろしかったらご覧ください😉
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